7/16/2018

2018.07.14 7月連休ドライブ

 2018年の7月の連休にむけて、バイク雑誌で、風情情緒のある温泉と紹介してある、新潟の松之山温泉の「凌雲閣」と群馬の法師温泉「長寿館」を早々に予約していました。ルートは、第一希望として、奥只見湖の近くを通る国道352号を、バイクで走りたいと思っていました。でも7月14日の天気予報では、35℃以上の暑さとの予報。場所によっては、39℃から40℃になるかもしれないとのニュースもあり、根性のない私は、バイクで出かけるのを諦めました。車で行くからには、狭い国道352号ではなく、会津坂下から国道252号を通って、新潟に行く道をえらびました。
 7月14日 朝8時に自宅を、妻の運転する車で出発です(最後まで妻の運転ですm(_ _)m)。すぐに東北道に入り、郡山ジャンクションから、常磐道に。会津坂下ICで高速を降り、国道252号に。この国道沿いの道の駅「みしま」で、只見線第一橋梁のみえる高台に登りました。ここは私は2回目ですが、妻は3-4回来ています。まさに日本の絶景です。何回来ても、感激します。午前10時過ぎですが、暑い。一番高い所にある、Cポイントに数人の「撮り鉄」が、カメラを構えていました。長野から来たそうで、午前9時の汽車は撮って、午前11時30分の汽車を待っているそうです(ご苦労様です)。私達は、緑に映える陸橋を写真納めて満足。暑さもあり、午前11時30分までは、待てません。
Cポイントからの只見線 第一橋梁 緑もきれいです。
望遠で撮った橋梁 川が鏡のようで、橋がクッキリ映っています。
 次に大志地区の集落が只見川、JR只見線の向こう側に見える絶景地によりました。ここもきれいです。汽車が通る時なら、まさに感激すると思いますが、ここも待っているわけにも行かず、「ない」後ろ髪を引かれながら、ここを後にします。
国道252号線沿いの「ふれあい広場」から、絶景が見られます。
大志集落が、川の向こうに見えます。手前の線路が、只見線
大志集落を少しアップしました。川に映り込んだ山と家並がきれいです。
只見ダムの少し手前で、大塩温泉の近くにある、地下水で炭酸の入っている水が湧くところに、行きました。テレビでよく、話題になっていたのですが、寄ったことはありませんでした。最近わき水が少なくなっているという話題もありました。井戸みたいになっていて、つるべ落として、ヤカンでくみ上げるようになっていました。味は、炭酸が入っているので、酸っぱい。少し鉄分を含んでいる味がしました。ウィスキーをこの炭酸水で割ったら、おいしそうです。バイク乗りの人たちもたくさん来ていました。バイクは、暑くて大変そう。もう気温は、30℃ぐらいになっています。
炭酸水の説明看板
井戸のようになっています
つるべについているヤカンで、水を取ります。
説明によると、この水、ボトルに入れて、発売しているそうです。
ここから、只見ダム、六十里峠を通って十日町市に。昨年野沢温泉に行った時に、十日町市で「へぎそば」の看板を見て、是非食べたいと思っていました。インターネットで検索していた、そば処「薬師」に寄りました。午後1時過ぎていましたが、混んでいてしばらく待ちました。私達のあとのグループは、ソバがなくなったと言われていました(ウドンはありました)。よかったです、ギリギリで、「へぎソバ」をいただくことができました。昆布を混ぜて作ったソバとのことで、少し青っぽく見えます。コシは強く、やや固い麺です。ソバの香りは、普通ソバのほうが強いかな。
これで、二人前です。妻の分も少し食べて、お腹いっぱいです。
【へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦】
 次にこの近くの西福寺に行きました。西福寺の開山堂にある、「石川雲蝶」が作った天井彫刻、壁の彫刻がすごいと、やはりバイク雑誌に載っていて(わたしの情報源はバイク雑誌です)、ここにも、ぜひ行ってみたいと思っていました。中の写真は撮ることは、できませんでしたが、すばらしい彫刻でした。音声、DVDの説明を聴き、1時間以上見学しました。
西福寺の門
西福寺の開山堂(外見)
開山堂の中は、撮影禁止で、パンフレットの写真のみ
ここから宿泊予定の凌雲閣までは、1時間あまりでした。凌雲閣は、昭和13年に建てられた建物だそうで、木造3階建てで、確かに情緒があります。でも私達の部屋は、新館で通常の部屋でした(実は、予約をした妻が、この情緒ある建物の部屋は、値段高くて、予約を躊躇ったとのこと・・それでは仕方ない(^o^))。夕食は豪華でした。食べきれないほどです。夕食後午後8時30分に旅館のバスで、近くの沢で、蛍が見られるとのことで、蛍見学に参加しました。旅館のバスに乗って、5分ぐらいで現場着。そこは、人工光が全くなく、まっくらです。目が少し暗闇に慣れてくると、源氏蛍が飛び交っていました。幻想的できれいです。蛍の数は多くなく、最盛期は終わっているとのことですが、十分満喫しました。旅館に戻ってから、また温泉に入り、夜はぐっすりでした。
昼の凌雲閣
凌雲閣の廊下 情緒あります。
蛍を見にいくときに撮った夜の凌雲閣(蛍は写真に撮れませんでした)
 7月15日 朝6時に起きて、朝風呂へ。前日と違って男風呂は、小さい風呂になっていましたが、誰もいないので悠々と朝風呂を楽しみました。午前9時に、9月の北海道帰りのフェリーをスマホで予約(ちょうど2ヶ月前の日の午前9時からの受付開始なのです。予約日が、この旅行に当たってしまいました。)。ちょうど9時にアクセスしても、早割チケットは取れず、web割引分しかとれませんでした。でもまずは予約はできたので、午前9時すぎに、旅館を出発。
 旅館から5分ぐらいで、本日の第一の目的地「美人林」に到着です。美人林は、ブナの木が生え茂った所ですが、その立ち姿が美しいと観光地になったところだそうです。本当にただのブナの木の林と言うだけでなく、精錬としてきれいでした。30分もかからないで、ブナの木のあるところを回れるのですが、心が洗われるような安心感の感じられるところでした。良いところです。
美人林の看板
ブナの木 なぜか落ち着く_(_^_)_
朝日が入り込み、幻想的
林の中で癒やされました
次に「星峠の棚田」に向かいます。午前10時、(すでに30℃は、優に超えています)かなり暑くなり、車から降りると、汗だくとなります。ナビの通りに行ったら、少し遠回りしたようで、細い道を通って、ようやく星峠に到着。ここも絶景でした。緑の「田んぼ」がきれいです。写真をたくさん撮りました。日本には絶景がたくさんあります。
星峠棚田の看板
緑の田がきれいです。
少し遠景での棚田
ここから3つめの目的地、「萩の島 からぶきの里」に向かいます。ここもバイク雑誌に載っていた所です。茅葺き屋根の家が、残っている集落なのですが、茅葺きの家は、4軒ぐらいで、写真撮るところもあまりなく、ともかく暑さがハンパなく、早々に切り上げました。
一部、宿にもなっているようです
これが、ほぼ全景「茅葺きの里」
雰囲気は、とても良いのですが、暑い
今回最後の目的地「清津峡渓谷トンネル」に向かいます。車の中が、涼しくてホットします。清津峡は、混んでいるとのうわさを聴いていましたが、駐車係の方がいて、遠くで待っていて、駐車場が空いたら連絡されて、通られるという、いい制度で、少しは待ちましたが、混雑感をあまり感じずにすみました。その峡谷トンネル、入場料かかりますが、観光のためだけに作ったトンネルとしては、立派です。相当の投資が、必要だったと思われます(よぶんな心配です)。トンネルの中は涼しく、かなり長いトンネルですが、気持ちの良い散策程度です。先端の展望台まで、3カ所に見学場所あり、この峡谷を作っている、柱状節理が見られます。それも迫力ありますが、先端の絶景は、息を飲むほどでした。トンネルの先端の手前に、浅い水たまりがあって、それに景色が写って、トンネルが丸く写るのです。ちょうど人が切れたときに、写真撮ることができました。良いところに来ました。このためだけに、このトンネルを作った?すごい!!。
トンネルに向かう途中、近くから、野生のカモシカを見られました
清津峡トンネルの地図
第一見晴所からみた柱状節理
トンネル先端の絶景。下の円が水たまり(水鏡と称するらしい)
たくさん人がいる時もあり
一人の時が、シャッターチャンス
水の方だけ撮っても、キレイ
後は本日の宿泊 法師温泉「長寿館」を目指します。三国街道が事故で通行止めとのうわさもありましたが、問題なく到着(午後4時頃)。
 ここも情緒ある旅館でした。部屋はもちろん日本風。窓の下に小川が流れていて、せせらぎの音が絶えません。部屋にクーラーはありませんが、川の音だけでも涼しくなります(女優の山本陽子さんが宿泊したことのある部屋とのことで感激)。妻が、旅館近くの(歩いて15分ぐらいとのこと)「逢初の滝」を見に行っている間に、私はお風呂を堪能していました。お風呂は3つあり、一つは混浴(もちろん女性は入ってきませんでした(^_^)/~)。この混浴の「法師の湯」が一番大きく、大きなお風呂を丸太で、8つに分けてあります。そんなに熱くもなく、ゆっくりと温泉に浸りました。女性専用になっていた「玉城の湯」以外の二つに入りました。前日の凌雲閣も秘湯でしたが、ここも本当の秘湯と思わせる雰囲気です。夕食も豪華で満足!!。ここ2日間で、また体重がアップの予感(^_^;)。
長寿館の玄関
この川のせせらぎ音で、和みます
玄関ホール
感激したお風呂の写真は、撮られないので、パンフレットを
7月16日 今日は海の日、帰るだけの予定です。朝も露天風呂を堪能(露天風呂は「玉城の湯」にしかありません)。露天風呂の周囲の木々は、楓が主のようです。紅葉した秋はさぞかしきれいだと思います。また来たい所です。
 朝8時15分に長寿館発。国道17号(三国街道)、沼田で国道120号(ロマンチック街道)に入り、日光を目指します。日光は今年10月にも、宿泊観光の予定にいれており、戦場ヶ原の写真撮っただけで素通り。日光有料道路から東北道。午後1時過ぎに自宅着でした。
日光戦場ヶ原 展望台で
 私の自宅は築20年以上で、全部屋の冷房暖房セントラル・システムが今回の旅行前に、故障してしまいました。90歳のお袋をこの猛暑の中、冷房のない家に、一人にしていたのです。暑さでミイラになっていないか、一応(^_^;)心配で、電話を何度かしていたのですが、早めに帰宅して、エアコン買わなければ・・と少し早めに帰宅したのです。近くの家電に、エアコン注文しましたが、納期は、8月上旬とのこと。それまでに本当に、ミイラになりそう(;_;)。
 今日の帰り、何台ものバイクが走っているのを見ましたが、私みたいな老人は、この暑さの中では、熱中症になってしまいます。バイクで行かないでよかったです(^^)/~~~。

7/01/2018

2018.07.01 雄国沼散策

2018.07.01 雄国沼のニッコウキスゲが見所との情報あり、朝4時に起きて、雄国沼散策に行ってきました。午前4時30分自宅発。高速道路使って、雄国萩平駐車場にほぼ1時間30分で到着。雄国沼は、ニッコウキスゲ等の開花時期にはマイカーによる利用者が集中し、交通渋滞や事故の発生、植物の踏み荒らしや排気ガスによる植物への悪影響等、美しい自然環境に影響する多くの問題あり、6月9日から7月22日は、マイカー規制になり、この駐車場から、雄国沼に最短で行ける金沢峠までシャトルバスが出ているのです。私たちの到着時には、まだ駐車場は余裕。始発の6時発のバスに乗るつもりだったのですが、5時45分には、もう6時発のバス定員数35人には入れず、6時35分発のバスまで待ちました。待っている間にも、たくさんの人が集まり、6時35分発は、バス2台になりました。向かう道は、クネクネで狭く、バス1台でようやくの道幅の道です。約30分(この道で、マイカーが集中したら、大渋滞になります。規制は仕方ないと納得です)で金沢峠到着。ここは、標高1142m。雲海の上でした。
金沢峠から 喜多方市内の方は、雲海です
金沢峠の展望台からの雄国沼
この展望台から、歩きやすい階段が作ってあり、ほぼ20分の下りで雄国沼に。
木道を、一方通行で歩けます。
まずは、この景色 ニッコウキスゲで黄色の絨毯です
時期的に満開でしょうか。良いときに来ました。
ニッコウキスゲをアップで撮ってみました。
まさにお花畑

天気もよく、まだ午前7時30分頃ですが、暑い
雄国沼が鏡のようでした。
この鏡のような沼面も、散策している間に、波打ち(風が出てきて)
きれいに見えなくなってきました(シャッター・チャンスは一瞬です)


いつまでも見飽きないですが、1時間ぐらいで切り上げます。
帰りの階段がツライ
萩平駐車場にシャトルバスで戻りました。まだ午前9時過ぎ。ラビスタ裏磐梯で、風呂に入ってから帰るつもりですが、ラビスタの開場は、10時から。到着後、玄関で30分ぐらい待ちました。子供たちで賑わっていましたが、プール目当てのようで、お風呂は貸し切り状態。ゆっくり入られました(露天風呂の日差しが熱いぐらい)。