9/10/2017

2017年9月10日 北海道より帰宅

9月10日(日)朝5時に起きて、船室から日の出を見ました。
       写真撮ってまた寝入りました。
船室からなので、きれいにとれませんでした。
船室は、早割で取ったので、特室です。
午前6時に再度起き出し、朝風呂に。午前10時に仙台港着。仙台は気温28度。北海道はやはり涼しかった。高速使って、午後12時前には自宅に到着しました。船長の家で忘れてきたカメラも届いていました。本日の走行113Kmで、この旅行の総走行距離は、1996Kmでした。
 雨に少し・・・会いましたが、前回の北海道ツーリングから見ると、天気はいい方で、いろいろ課題?もクリアできました。利尻富士(妻は満足していませんが)、白い道、知床五湖トレッキング、三国峠はよかったです。野付半島、開陽台、ナイタイ牧場がまだ晴れた日に見られていない。また行く理由ができました。北海道病の感染は治まらないようです。  

2017年9月9日 北海道ツーリング7日目

9月9日(土)北海道最後の日です。朝起きて窓の外は、雨でした。朝ぶろ、食事をしている間に雨はやみました。ホテルのやや坂になっているところから、バイクを乗り出すためバックを四苦八苦してしていたら、台湾のバイク乗りの人たちが手伝ってくれました。よくわからない中国語を、理解したところでは、台湾でBMWのバイクに乗っている人達の日本バイクツアーのようです。これから小樽に行くそうです。台湾のバイクをスマホで見せてもらいました。国際交流ができました。雨も止んだので、予定通り三国峠に向かいます。雨の影響で、道路は濡れていますが、軽快です。途中昨年三国峠が通行止めになった橋の修復工事もしていました。ホテルから三国峠までは、すぐでした。BS11でやっている「大人のバイク」でぐっさんが、コーヒーを飲んだ三国峠のカフェでコーヒーをいただきました。
三国峠のカフェ
おいしいコーヒーでした。このカフェで、三国峠の橋を撮った写真(その写真をカフェでみて良いアングルなので)の撮り処を教えてもらい、そこで(橋の真ん中なのですが)妻にバイクで橋を走る所を、連続写真で撮ってもらいました。
三国峠の駐車場
橋の上を走っているところを撮ってもらいました。
橋の全景
ここからしばらく走って「タウシュベツ川橋梁」が見える展望台に、向かいました。崩落が進んで、今年が見納めとの情報もあります。国道のすぐ脇に駐車場有り、そこから180m歩いて、橋が見えました。橋の近くまでは行けませんが、十分な見所です。ここでも写真タイム。
途中の白樺の道もきれいでした。
タウシュベツ川橋梁
次にナイタイ牧場に向かいました。途中から、霧が出てきて、ナイタイ牧場の周囲は霧に包まれていました。晴れていれば、見渡す限りの、牧場が見られたはずなのですが。おいしいアイスクリームを食べ、諦めきれず、霧の少し晴れ間に周囲の牧草地の写真を撮りました。
ナイタイ牧場 霧に包まれていました。
アイスクリームをいただきました。
野付半島とナイタイ牧場が、次回の課題として残りました。このナイタイ牧場で、今日の予定は終わりで、あとはひたすら苫小牧フェリー乗り場を目指すだけです。芽室ICから道東道に乗りました。時々小雨がぱらついたり、陽がさして暑くなったりの繰り返しですが、カッパをきるほどではありません。1時間ごとに休み。追分町ICで高速をおり、一般道で苫小牧に向かいます。苫小牧近くで、時間もあるので「ウトナイ湖」の道の駅に寄りました。白鳥と湖を写真に撮り、いよいよフェリー乗り場に午後4時に到着です。順調に出港したフェリーは今までになく揺れ、早々に眠りに着きました。
フェリーの中でビールを
この日の走行は、316km。

2017年9月8日 北海道ツーリング6日目

9月8日(金)やはり、朝から雨です。結構な雨脚です。カッパ、ブーツカバー、手袋カバー、ヘルメットシールドの撥水、曇り止めと完璧準備です。バイクの走行モードも「rain」モードにすると、エンジン出力が押させられ、走行開始の時のクラッチもゆっくりつながります。それでも雨は嫌です。
ホテル出発から雨です。
野付半島は、まず何も見えないだろうとキャンセル。開陽台は、今日の目的地層雲峡へ行く途中なので、まずは行ってみることに。羅臼からほぼ50Kmで開陽台に。
開陽台に向かう道 暗い・・
長くてアップダウンで有名な北19号線
何も見えない開陽台
ここは2回目ですが、前回も大雨でした。周囲も霧で全く見えません。コーヒーをいただきながら、お店にみんなが書いてあるメッセージを、私も書いて残しました。「リベンジに来た2度目も大雨。私の人生と同じです」。ちょっと小ぶりになってきたのは、美幌峠で一休みしたとき。でも霧は晴れたり、屈斜路湖が見えなくなったりの不安定な天候です。美幌峠で、ちょっと味付けの濃い「ザンギ」(鳥の唐揚げですね)を昼食としました。
美幌峠 下に屈斜路湖が少し見えたところで、写真を
美幌峠の昔の標識柱は、道の駅の中に引退していました。
ここからは、時に乾燥した道路もありましたが、雨は降ったりやんだり。時に強く降る時もありました。カッパは脱げませんでした。
時に乾いた道路もありましたが、すぐにまた雨が・・・
どこにも寄らず、トイレタイム以外は、休まないで走り、層雲峡のホテルに着いたのは、午後4時すぎでした。ここが北海道最後の夜になります。1週間も旅行して歩けば、雨に合うのも、仕方ないと割り切りました(^_-)-☆ この日の走行は、282km。

2017年9月7日 北海道ツーリング5日目

9月7日(木)朝快晴です。朝食も全部食べきれませんでした。朝8時30分船長の家出発。能取湖のサンゴ草が見ごろとのことで、向かいました。ここで写真を撮ろうとして、小さなカメラが(コンパクトデジタルカメラ)ないことに気が付きました。朝の豪華な食事を写真に撮った覚えはあるので、食堂に忘れたと思いました。すぐに船長の家に電話。着払いで送ってくれることになり、ほっと安心。落ち着いて、サンゴ草を堪能しました。カメラは、まだ3台持参しています。サンゴ草、とれもきれいですが、これでもまだ4分咲きだそうです。真っ盛りの時にも、見たいものです。
能取湖のサンゴ草
まだ4分咲きのサンゴ草
次に網走のオホーツク流氷館に行きました。前日紋別の流氷科学館に寄っているので、ためらいましたが、またトッレキングの集合時間には余裕あり、見学することにしました。こちらの方が新しい建物で、設備も新しい。でも内容はほぼ同じでした。
いよいよ知床五湖に向かいます。真っ直ぐな道ばかりなのですが、それなりに疲れて、1時間ごとぐらいに休憩をとっていました。予定通り午後12時30分に、知床五湖ネイチャーセンターに着きました。午後1時30分から、知床五湖をめぐるトッレキングのガイドを頼んであります。バイク装具から、トレッキング用に着替え、トウモロコシで昼食としました。午後1時30分から、前回も受けた熊対策講義を、10分間受けます。苫前でみたヒグマのはく製を見ると、熊と遭遇したら、何ともしようがないとこの講義でも、再確認しました。五湖をめぐるコースは、9月は個人でも歩ける(1時間30分)コースなのだそうですが、ガイドさんは、3時間かけてゆっくりと説明しながら案内してくれます。
私たち含めて4人グループでした。
熊の爪痕
3日まえの熊の糞の後だそうですが、虫が自然に
処置してくれるそうです。
その他熊の説明、トドマツ、キツツキの説明など、3時間飽きずに、疲れずにトッレキングできました。天気もよく、各湖に羅臼連峰が湖面に映って見え、とてもきれいです。何枚も写真を撮りました。
5湖
3湖
1湖(指の本数で、何湖での写真かを確認)
湖面に山が映ってきれいです。
山の向こうに、雲が立ちこめて 
この後の苦労がここに見えていました。
また知床五湖ネイチャーセンターに戻ったのは、午後4時30分でした。ここから知床横断道路を通って、羅臼を目指します。知床峠までは、スムーズで、高速ワインディングの上りと思われるほど、軽快に上っていました。峠少し前から、急に曇ってきて、小雨。そして徐々に霧が強くなり、峠あたりでは、センターラインがようやく見えるぐらいの霧の中に入りました。先が見えず、1速、2速のギアでゆっくりしか走られません。下りだけで、ホテルまでの20Kmの長いこと。徐々に雨も土砂降りに近い雨になってきました。羅臼のホテルが遠かった。ようやくたどり着き、バイクだけホテルにおいて、羅臼診療所にいる大学の同級生を訪ねました。5時ころの約束でしたが、6時近くになってしまいました。代わりになるDrがいないため、まだしばらく羅臼で診療するとのこと。学生時代から私のお手本の先生です。午後6時30分にはホテルチェックイン。夕食は、またもカニ料理を満喫しました。明日の天気は、大丈夫かと、気にしながらも、疲れですぐ眠りに着きました。この日の走行は、短く179kmでした。

2017年9月6日 北海道ツーリング4日目

9月6日(水)朝6時起き。利尻が見えるか確認。まずはホテルすぐ近くのノシャップ岬に。やりました! うっすらと、利尻が見えました。天は見放してはいなかった。それぐらいの感激です。しばし写真タイム。
かすかに利尻富士が見えました。
利尻富士が、邪魔されず見えるという、近くの「夕日が丘パーキング」に行きました。さらにはっきりと、利尻富士が見えました。
夕日が丘パ-キングからの利尻富士
朝食まで時間あるので、前回も行った稚内公園に行ってみました。稚内湾を一望できました。ホテルを出発し、まずは「白い道」を目指します。ここも前回「けものみち」に入り込み、泥とやぶとの格闘になり、ついに見られなかった「貝殻を敷き詰めた道」です。青い空と緑の宗谷丘陵、海とその白い道のコントラストのきれいなところをインターネットでみて、あこがれていた道です。入り口を十分に調べていたのに、少し間違えましたが、今度こそ到達できました。真っ青な空ではありませんでしたが、十分にきれいでした。細い道なので、すれ違いに心配ありましたが、混んでもいないので、妻の車も問題ありませんでした。「白い道」も念願かないました。
本当に白い道です
風力発電もみえます。
宗谷丘陵の草原と風車にも堪能し、宗谷岬に。宗谷岬で写真をとり、日本最北端のガソリンスタンドでも給油。証明書もいただきました。ここからエサヌカ道路を目指します。ここは、3度目なので、間違えないで到達です。周りに、電柱も標識もない、真っ直ぐな道。何度来ても感激です。見えない道の端は、光っていて、まさに天国に続いているようです。北海道という気が一段とする所です。
エサヌカ道路
まっすぐで、先は光っている
次に紋別の「流氷科学館」とそこにある大きな蟹のモニュメントと一緒に、バイクの写真を撮る予定です。道路は混んでいなくて、遅い車も時々いましたが、スムーズに追い抜き、午後3時ころ到着。蟹モニュメントの前も、誰もいなくて独占での写真タイムでした(単に有名でないだけ?)。
カニの下で
流氷科学館は、日本最大数のクリオネをみて、流氷のパノラマ映画、「日野正平」さんもNHKの「心旅」で訪れて体験したマイナス20℃部屋にも入り、飽きない1時間を過ごしてしまいました。
マイナス20度の世界
次はサロマ湖湖畔にある宿泊予定「船長の家」を目指します。日の入りまえに到着し、サロマ湖の夕日を写真に撮ることができました。
サロマ湖の夕日
「船長の家」は食事で有名で、8千円の宿泊費ですが、テーブルいっぱいの海産物夕食が出るとの、評判の民宿です。評判通りの食事でした。周りの人をみると、食べきれず、残りを宅配してもらっている人がたくさんいました。私たち夫婦は、ほぼ完食(に近い?)でした。
テーブルいっぱいで、2人前 カニも大きい
この日の走行は324Kmでした。

2017年9月5日 北海道ツーリング3日目

9月5日(火)この日の朝も小樽の天気は最高でした。雲一つありません。利尻富士が見えることに確信を持ちました。海岸沿いに稚内を目指します。石狩市を越えるまでは、信号は多く、交通量も大都会の交通量で、思うように距離を稼げませんでしたが、その後はスムーズ。
国道232号 海近くの雲が気になりますが、晴天です。
道の駅おびら鰊番屋で一休みするまで、休まずに走り続けました。苫前で、大正12年にあった熊事件の写真等見たくて、メイン道路(国道232号)から少し外れた苫前博物館によりました。本物ではありませんが、再現人形もあり迫力満点でした。日本最大のヒグマのはく製もありました。体重500Kgだそうで、襲われたら太刀打ちできませんね。
苫前事件の再現人形
日本最大のひぐまの剥製
次に前回のツーリングで道を間違え、見られなかったオルトレン風力発電を目指しました。今度はナビで設定してあるので、天塩の別れ道でも違いなく、オルトレン風力発電まで行くことができました。道わきにバイクを停め、写真をたくさん撮りました。
オルトレン風力発電
この頃になると、利尻富士が気になります。海の方が曇っています。北緯45度記念碑でも記念撮影。あとは念願の利尻富士見えたら何も言うことがありません。でも・・見えませんでした。ちょうど利尻富士のみ雲がかぶっています。すそのが見えるかもしれない・・程度です。
この雲のあるところが、利尻富士
3回目のリベンジでも、願いは果たされませんでした。オロロンラインは快適で、周囲の車と一緒に走っていると、高速道と思われるぐらいです。
オロロン街道(高速道路?)
午後5時ころ稚内に、そしてノシャップ岬にある「小さなホテル 燈」に到着しました。ここは3度目です。ホテルの駐車場近くに、野生のシカが草を食べていました。私たちが近くにいても、逃げようとしません。
ホテルの目の前に野生のシカが。
日の入りが午後6時7分だそうで、それまでに稚内駅近くにある天然温泉風呂施設に行きました。大きな露天風呂、サウナもあり、疲れをいやいました。まだ行ったことのない、北のドーム防波堤、稚内駅の日本最北の線路の端(モニュメント)で記念撮影。
日本最北端の線路
北ドーム
そんなことしているうちに、日の入りは見過ごしてしまいました。ホテルでの夕食は、いつもおいしく何度も来てしまう理由です。
この日の走行は338Km。