2018年の7月の連休にむけて、バイク雑誌で、風情情緒のある温泉と紹介してある、新潟の松之山温泉の「凌雲閣」と群馬の法師温泉「長寿館」を早々に予約していました。ルートは、第一希望として、奥只見湖の近くを通る国道352号を、バイクで走りたいと思っていました。でも7月14日の天気予報では、35℃以上の暑さとの予報。場所によっては、39℃から40℃になるかもしれないとのニュースもあり、根性のない私は、バイクで出かけるのを諦めました。車で行くからには、狭い国道352号ではなく、会津坂下から国道252号を通って、新潟に行く道をえらびました。
7月14日 朝8時に自宅を、妻の運転する車で出発です(最後まで妻の運転ですm(_ _)m)。すぐに東北道に入り、郡山ジャンクションから、常磐道に。会津坂下ICで高速を降り、国道252号に。この国道沿いの道の駅「みしま」で、只見線第一橋梁のみえる高台に登りました。ここは私は2回目ですが、妻は3-4回来ています。まさに日本の絶景です。何回来ても、感激します。午前10時過ぎですが、暑い。一番高い所にある、Cポイントに数人の「撮り鉄」が、カメラを構えていました。長野から来たそうで、午前9時の汽車は撮って、午前11時30分の汽車を待っているそうです(ご苦労様です)。私達は、緑に映える陸橋を写真納めて満足。暑さもあり、午前11時30分までは、待てません。
7月14日 朝8時に自宅を、妻の運転する車で出発です(最後まで妻の運転ですm(_ _)m)。すぐに東北道に入り、郡山ジャンクションから、常磐道に。会津坂下ICで高速を降り、国道252号に。この国道沿いの道の駅「みしま」で、只見線第一橋梁のみえる高台に登りました。ここは私は2回目ですが、妻は3-4回来ています。まさに日本の絶景です。何回来ても、感激します。午前10時過ぎですが、暑い。一番高い所にある、Cポイントに数人の「撮り鉄」が、カメラを構えていました。長野から来たそうで、午前9時の汽車は撮って、午前11時30分の汽車を待っているそうです(ご苦労様です)。私達は、緑に映える陸橋を写真納めて満足。暑さもあり、午前11時30分までは、待てません。
Cポイントからの只見線 第一橋梁 緑もきれいです。
望遠で撮った橋梁 川が鏡のようで、橋がクッキリ映っています。
次に大志地区の集落が只見川、JR只見線の向こう側に見える絶景地によりました。ここもきれいです。汽車が通る時なら、まさに感激すると思いますが、ここも待っているわけにも行かず、「ない」後ろ髪を引かれながら、ここを後にします。
国道252号線沿いの「ふれあい広場」から、絶景が見られます。
大志集落が、川の向こうに見えます。手前の線路が、只見線
大志集落を少しアップしました。川に映り込んだ山と家並がきれいです。
只見ダムの少し手前で、大塩温泉の近くにある、地下水で炭酸の入っている水が湧くところに、行きました。テレビでよく、話題になっていたのですが、寄ったことはありませんでした。最近わき水が少なくなっているという話題もありました。井戸みたいになっていて、つるべ落として、ヤカンでくみ上げるようになっていました。味は、炭酸が入っているので、酸っぱい。少し鉄分を含んでいる味がしました。ウィスキーをこの炭酸水で割ったら、おいしそうです。バイク乗りの人たちもたくさん来ていました。バイクは、暑くて大変そう。もう気温は、30℃ぐらいになっています。
炭酸水の説明看板
井戸のようになっています
つるべについているヤカンで、水を取ります。
説明によると、この水、ボトルに入れて、発売しているそうです。
ここから、只見ダム、六十里峠を通って十日町市に。昨年野沢温泉に行った時に、十日町市で「へぎそば」の看板を見て、是非食べたいと思っていました。インターネットで検索していた、そば処「薬師」に寄りました。午後1時過ぎていましたが、混んでいてしばらく待ちました。私達のあとのグループは、ソバがなくなったと言われていました(ウドンはありました)。よかったです、ギリギリで、「へぎソバ」をいただくことができました。昆布を混ぜて作ったソバとのことで、少し青っぽく見えます。コシは強く、やや固い麺です。ソバの香りは、普通ソバのほうが強いかな。
これで、二人前です。妻の分も少し食べて、お腹いっぱいです。
次にこの近くの西福寺に行きました。西福寺の開山堂にある、「石川雲蝶」が作った天井彫刻、壁の彫刻がすごいと、やはりバイク雑誌に載っていて(わたしの情報源はバイク雑誌です)、ここにも、ぜひ行ってみたいと思っていました。中の写真は撮ることは、できませんでしたが、すばらしい彫刻でした。音声、DVDの説明を聴き、1時間以上見学しました。
西福寺の門
西福寺の開山堂(外見)
開山堂の中は、撮影禁止で、パンフレットの写真のみ
ここから宿泊予定の凌雲閣までは、1時間あまりでした。凌雲閣は、昭和13年に建てられた建物だそうで、木造3階建てで、確かに情緒があります。でも私達の部屋は、新館で通常の部屋でした(実は、予約をした妻が、この情緒ある建物の部屋は、値段高くて、予約を躊躇ったとのこと・・それでは仕方ない(^o^))。夕食は豪華でした。食べきれないほどです。夕食後午後8時30分に旅館のバスで、近くの沢で、蛍が見られるとのことで、蛍見学に参加しました。旅館のバスに乗って、5分ぐらいで現場着。そこは、人工光が全くなく、まっくらです。目が少し暗闇に慣れてくると、源氏蛍が飛び交っていました。幻想的できれいです。蛍の数は多くなく、最盛期は終わっているとのことですが、十分満喫しました。旅館に戻ってから、また温泉に入り、夜はぐっすりでした。
昼の凌雲閣
凌雲閣の廊下 情緒あります。
蛍を見にいくときに撮った夜の凌雲閣(蛍は写真に撮れませんでした)
7月15日 朝6時に起きて、朝風呂へ。前日と違って男風呂は、小さい風呂になっていましたが、誰もいないので悠々と朝風呂を楽しみました。午前9時に、9月の北海道帰りのフェリーをスマホで予約(ちょうど2ヶ月前の日の午前9時からの受付開始なのです。予約日が、この旅行に当たってしまいました。)。ちょうど9時にアクセスしても、早割チケットは取れず、web割引分しかとれませんでした。でもまずは予約はできたので、午前9時すぎに、旅館を出発。
旅館から5分ぐらいで、本日の第一の目的地「美人林」に到着です。美人林は、ブナの木が生え茂った所ですが、その立ち姿が美しいと観光地になったところだそうです。本当にただのブナの木の林と言うだけでなく、精錬としてきれいでした。30分もかからないで、ブナの木のあるところを回れるのですが、心が洗われるような安心感の感じられるところでした。良いところです。
美人林の看板
ブナの木 なぜか落ち着く_(_^_)_
朝日が入り込み、幻想的
林の中で癒やされました
次に「星峠の棚田」に向かいます。午前10時、(すでに30℃は、優に超えています)かなり暑くなり、車から降りると、汗だくとなります。ナビの通りに行ったら、少し遠回りしたようで、細い道を通って、ようやく星峠に到着。ここも絶景でした。緑の「田んぼ」がきれいです。写真をたくさん撮りました。日本には絶景がたくさんあります。
星峠棚田の看板
緑の田がきれいです。
少し遠景での棚田
ここから3つめの目的地、「萩の島 からぶきの里」に向かいます。ここもバイク雑誌に載っていた所です。茅葺き屋根の家が、残っている集落なのですが、茅葺きの家は、4軒ぐらいで、写真撮るところもあまりなく、ともかく暑さがハンパなく、早々に切り上げました。
一部、宿にもなっているようです
これが、ほぼ全景「茅葺きの里」
雰囲気は、とても良いのですが、暑い
今回最後の目的地「清津峡渓谷トンネル」に向かいます。車の中が、涼しくてホットします。清津峡は、混んでいるとのうわさを聴いていましたが、駐車係の方がいて、遠くで待っていて、駐車場が空いたら連絡されて、通られるという、いい制度で、少しは待ちましたが、混雑感をあまり感じずにすみました。その峡谷トンネル、入場料かかりますが、観光のためだけに作ったトンネルとしては、立派です。相当の投資が、必要だったと思われます(よぶんな心配です)。トンネルの中は涼しく、かなり長いトンネルですが、気持ちの良い散策程度です。先端の展望台まで、3カ所に見学場所あり、この峡谷を作っている、柱状節理が見られます。それも迫力ありますが、先端の絶景は、息を飲むほどでした。トンネルの先端の手前に、浅い水たまりがあって、それに景色が写って、トンネルが丸く写るのです。ちょうど人が切れたときに、写真撮ることができました。良いところに来ました。このためだけに、このトンネルを作った?すごい!!。
トンネルに向かう途中、近くから、野生のカモシカを見られました
清津峡トンネルの地図
第一見晴所からみた柱状節理
トンネル先端の絶景。下の円が水たまり(水鏡と称するらしい)
たくさん人がいる時もあり
一人の時が、シャッターチャンス
水の方だけ撮っても、キレイ
後は本日の宿泊 法師温泉「長寿館」を目指します。三国街道が事故で通行止めとのうわさもありましたが、問題なく到着(午後4時頃)。
ここも情緒ある旅館でした。部屋はもちろん日本風。窓の下に小川が流れていて、せせらぎの音が絶えません。部屋にクーラーはありませんが、川の音だけでも涼しくなります(女優の山本陽子さんが宿泊したことのある部屋とのことで感激)。妻が、旅館近くの(歩いて15分ぐらいとのこと)「逢初の滝」を見に行っている間に、私はお風呂を堪能していました。お風呂は3つあり、一つは混浴(もちろん女性は入ってきませんでした(^_^)/~)。この混浴の「法師の湯」が一番大きく、大きなお風呂を丸太で、8つに分けてあります。そんなに熱くもなく、ゆっくりと温泉に浸りました。女性専用になっていた「玉城の湯」以外の二つに入りました。前日の凌雲閣も秘湯でしたが、ここも本当の秘湯と思わせる雰囲気です。夕食も豪華で満足!!。ここ2日間で、また体重がアップの予感(^_^;)。
長寿館の玄関
この川のせせらぎ音で、和みます
玄関ホール
感激したお風呂の写真は、撮られないので、パンフレットを
7月16日 今日は海の日、帰るだけの予定です。朝も露天風呂を堪能(露天風呂は「玉城の湯」にしかありません)。露天風呂の周囲の木々は、楓が主のようです。紅葉した秋はさぞかしきれいだと思います。また来たい所です。
朝8時15分に長寿館発。国道17号(三国街道)、沼田で国道120号(ロマンチック街道)に入り、日光を目指します。日光は今年10月にも、宿泊観光の予定にいれており、戦場ヶ原の写真撮っただけで素通り。日光有料道路から東北道。午後1時過ぎに自宅着でした。
日光戦場ヶ原 展望台で
私の自宅は築20年以上で、全部屋の冷房暖房セントラル・システムが今回の旅行前に、故障してしまいました。90歳のお袋をこの猛暑の中、冷房のない家に、一人にしていたのです。暑さでミイラになっていないか、一応(^_^;)心配で、電話を何度かしていたのですが、早めに帰宅して、エアコン買わなければ・・と少し早めに帰宅したのです。近くの家電に、エアコン注文しましたが、納期は、8月上旬とのこと。それまでに本当に、ミイラになりそう(;_;)。
今日の帰り、何台ものバイクが走っているのを見ましたが、私みたいな老人は、この暑さの中では、熱中症になってしまいます。バイクで行かないでよかったです(^^)/~~~。