7/18/2016

2016.7月連休ドライブ

2016年7月の連休。毎年東北方面に小旅行していましたが、今年は、花巻、遠野、三陸方面を予定しました。まだ梅雨明けていないので、天気予報は雨。バイクにしようか迷っていましたが、バイクのETCの調子悪いこともあり、仙台のバイク・ディラーにバイクを預け、仙台からは、妻の運転する車で、花巻に向かうことにしました。
 7月16日 午前中の外来診療終わり、午後1時30分には病院を出発することができました。途中のPAで、自宅から来た妻の車と待ち合わせ。仙台で高速降りて、バイク屋さんに。ETCの本体自体が具合悪そうでした。ETCの起動ライトが、ついたり、消えたりしています。2009年から、バイク4台に、次々と使っていたETCなので、やむえないです。バイクをディラーに預け、車だけで花巻に向かいます。天気は曇りですが、雨には合わず,午後6時ころに花巻温泉郷 山の神温泉「優香苑」に到着しました。
旅行の楽しみは、温泉と食事です。
露天風呂は、他に人もいない広いお風呂で、お湯の温かさもちょうどよく、温泉を満喫しました。
誰もいない露天風呂。ライトアップがきれい
食事も食べきれないほどあり(妻の分も横取りしていたこともありますが)、いい時間を過ごしました。
 7月17日
 朝起きたら外は大雨。朝ブロの露天風呂では、傘を差しながら入っている人もいました。朝8時には旅館を出て、遠野市を目指します。東北道に入り、少し北に向かい、東和JCから遠野市に。遠野伝承館の駐車場から傘をさして、10分ぐらい歩いて、「カッパ淵」に。カッパこそいませんでしたが、ここを管理しているカッパおじさんがいて、名刺をいただきました(後で、有名な人で、なかなか会えないとの噂を聞きました)。民話で有名になった「カッパ淵」、雰囲気あっていいところでした。
カッパおじさん
かっぱおじさんの名刺
キュウリでカッパを釣る?
遠野伝承館にて、曲がり屋、蚕様などをみて、遠野の民話のルーツに少しだけ接することができました。
曲がり屋
雨の中の水車
次に遠野市のめがね橋(宮守川橋梁 JR釜石線)に向かいました。道の駅「みやもり」に隣接しています。半円アーチ状の橋脚は高さ20m、全長107mで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の執筆のモデルになったとのこと。
ちょうど写真撮っているときに、電車が通り過ぎ、写真を撮ることができました。
陸橋をとおる電車
ここから碁石海岸を目指します。雨は降ったりやんだりです。碁石海岸に到着。雷のような音が聞こえる雷岩など、三陸のリアス式海岸を堪能しました。
雷岩(本当に、風の音に合わせて、雷のような音がしました)
晴れていればもっときれいだったと思われましたが、絶景を十分に満喫しました。
 次に、気仙沼の「奇跡の一本松」を見に行くことにしました。国道45号線沿いにあるのですが、45号線を走っていると、工事真っ最中のところがたくさんあります。震災復興は、まだまだのような気がしました。「奇跡の一本松」の案内看板にしたがって、指定駐車場に入れてから、歩いて向かいます。工事現場の中に、観光用の歩く道が作ってあり、「奇跡の一本松」の近くまで行けます。
 松原だったのに、震災で一本だけ残され、奇跡といわれましたが、枯れてしまい、現在ある木は、人工的に復興のシンボルとして、再現されたものです。

ここにあった看板。震災前の写真がありました。
周囲に残されている震災の残骸、工事現場の大変な様子も見ると、象徴としての、この一本松の重要な位置づけがわかります。
 次に唐桑半島に向かいます。
唐桑半島には、就職したばかりの時、一人でバイクで来て、民宿に泊ったことあり、ほぼ40年ぶりの再訪です。巨釜など、東日本大震災の津波にも耐えていたようです。
折り岩(高さ16m) 震災津波でもこれ以上は、折れなかったようです。

当時泊った民宿は、場所さえわからずじまいでした。唐桑半島の真ん中を走る国道26号線、生活道路なので、ちょっと狭い所もありますが、バイクだったらおもしろいと思われる道でした。その後も国道45号は、どこもまだまだ、震災後の復興途中という感じでした。志津川に入り、「ホテル観洋」に5時30分到着。ここは震災の時、2階まで津波が来たそうですが、もちろん今はその跡もありません。震災後一時避難所になっているのをテレビでみていました。きれいな大きなホテルで、食事も前日に続き、食べきれないほどの海産物の料理で、(もちろん妻の分も食べて)大満足でした。
 7月18日 
 ホテルの私たちの部屋は海側で、朝4時19分の日の出を部屋からみられるかもしれないと、朝4時に起きて、日の出を待ちました。昨日の天気では、考えられないほどの快晴です。完璧な日の出を見ることができました。
日が昇ってからの海は、真紅から、コバルトブルーに変わり、見とれていました。
ウミネコも、朝日に見とれていた(^o^)
海が青くなってきました。
朝8時にホテルを出て、国道45号から国道398号線にはいります。これは国道45号より海沿いの道です。この道も、いたるところで、工事中です。宮城県側に入っても同じく工事中。元通りになるのは、いつのことやら。398号線から、県道222号(コバルトライン)に向かいました。まだ午前10時ころですが、天気がいいので暑い。30度は十分に超えていると思われます。
コバルトラインの途中の駐車場にて
コバルトラインで、前日はほとんど見なかったバイクが、今日はたくさん走っていました。でもバイクは、暑そう(私は根性ありません)。コバルトラインの終点近くの御番所公園で、展望台まで登り、写真タイムです。
金華山が正面に見えます
近くに見える金華山にもいつかは、行ってみたいです。次に予定していた「石ノ森漫画館」に向かいました。石巻にあり、漫画家の石ノ森正太郎のいろいろな資料が展示されている所です。震災以前に、病院旅行で行ったことあるのですが、震災の時のニュースで、円盤型の建物が倒れているのを、見ていたので、どんなに復活したか見たかったのです。震災前と、少し展示物は変わっていましたが、ほぼ変わらず復興していました。
円盤形の建物
私は、「仮面ライダー世代」ではなく、[サイボーグ009」の世代ですが、漫画は懐かしく、復興してよかったと思いました。あとは、三陸自動車道、仙台東部道路、仙台南道路を使い、仙台のバイク・ディーラーに。新しいETCを取り付けてもらいました。今ちょうどETCのキャンペーン中で、少しキャッシュバックはありましたが、また〇万円の出費でした。仙台の友人とここで話し込んで、受け取ったバイクで、自宅に戻ったのは、午後5時過ぎでした。
仙台から出発(暑い)

3日間の合計走行は842Kmでした。雨には遭いましたが、楽しい時間を過ごしました。今日、西日本、東海までは、梅雨明けしたそうで、東北もまもなくでしょうか。

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