10/08/2018

2018.10.6 信州ドライブ

 海外旅行で一緒になってから、お付き合いを続けている二組ご夫婦と今年も、会うこととなり、連休を利用して、長野県美ヶ原高原に行くことにしました。台風25号が日本海側を10月6日、7日通りすぎるという天気予報。雨の心配はあまりなさそうですが、風は強そうです。出発前日まで、バイクで行くかどうか悩みましたが、結局風が怖くて、車で出かけることにしました(自分で運転することないので、なんといっても楽なのです(^_^;))。
 2018.10.6 朝8時自宅出発。福島松川スマートICから東北道に。やはり3連休なので、普段の土曜日より混んでいます。天気は、晴れたり曇ったり、時に雨。風はまだ強くありません。岩船JCTから、北関東道に。藤岡JCT付近は、渋滞というほどでは、ありませんが混んでいました。上信越道に入り、軽井沢を過ぎてからは、急に空きました。軽井沢は、やはり人気スポットです。佐久小諸JCTから無料高速道(中部横断道路)に入り、佐久中佐都ICで高速を降ります。時に風は、強くなりますが、そんなに強くなく「バイクで来るべきだったか」とまた後悔。「道の駅 女神の里蓼科」でソバをいただき、昼食としました。
道の駅 女神の里 蓼科
本日の宿泊予定は、白樺湖湖畔のペンションですが、まずは「高ボッチ高原」に向かいます。「高ボッチ高原」は数年前、バイクで中山道を走った時、行く予定でしたが、意外と中山道が混んでいて諏訪湖畔のホテルの到着が遅くなりそうで、行くのをやめたことがあります。バイク雑誌でバイクツーのメッカとして、時々紹介されていて、ぜひ行ってみたかったところです。国道21号からの高ボッチスカイラインは、先々週行った国道352号と同じように1.5車線とインターネット情報あり。でも諏訪湖と富士山が一緒に見られる絶景が待っていると、期待してここを目指しました。このスカイラインは、入り口から狭い。対向車がないことを祈りながら登りました。でも結構人気のコースと思われ、何台もすれ違います(もちろんバイクも)。ようやく頂上にたどり着きました。
高ボッチスカイライン 1.5車線 狭い
雲も多く、風が天気予報通りに、とても強い。やはり台風の影響でしょう。駐車場から少し登ったところに、絶景がありました。残念ながら富士山は、見られませんでしたが、諏訪湖が一望できました。周囲のススキが風に揺れて、きれいです。何枚も写真に撮りました.
高ボッチ高原 駐車場から展望台の頂上まで登りです。
風が強い駐車場にて
高ボッチ頂上から 諏訪湖が一望できます
諏訪湖をアップ 奥の山の間に富士山が見えるはず・・
ススキが光ってきれいです。
チョット ススキをアップして見ました(空が青ければ・・)
ここから白樺湖に向かいます。和田峠からビーナスラインに入ります。風が強く、霧でした。ここで「バイクで来なくてよかった」とまた気が変わりました。ほんとうは、周囲に草原の広がる、ワィンデングのはずですが。1時間ちょっとで、待ち合わせ白樺湖湖畔レストラン到着。ここで友人2夫婦と会うことができました(この日の走行は450Km)。1年ぶりです。お互いに歳を取った話で、盛り上がります。レストラン隣の本日宿泊ペンションで、さらに話がはずみました。夜10時には就寝。夜に豪雨豪風が聞こえましたが,熟睡でした。
白樺湖に向かうビーナスライン(霧です)
宿泊 白樺湖畔 「サワ・ルージュ」
10月7日朝6時起床。雨はやんでいますが、快晴とは言えず、雲が多い天気です。
サワ・ルージュでの写真
白樺湖畔の紅葉
朝8時30分頃ホテル出発。友人と一緒に、3台で八ケ岳ロープウエィを目指します。途中の山々は紅葉(黄葉)真っ盛りです。良い時に来たと思います。ロープウエィ乗り場まで結構上ります。ロープウエィ乗り場の駐車場は,車、バイクでいっぱいでした。
スイスの雰囲気の 八ヶ岳ロープウエィ乗り場
ロープウェイは10分おきに出ていて、そんなに混んでいませんでした。ロープウェイ途中からガスが、かかってきて、降り場もよく見えないぐらいです。そしてロープウェイを降りたとたんすごい風。帽子が吹き飛ばされるぐらいでした。台風の影響でしょうか。そして寒い。坪庭公園の30分の散策コースを歩きました。岩と松の木のコントラスト。きれいです。強大な日本庭園を歩いているようでした。でも晴れていれば、このきれいな巨大庭風雰囲気の奥に、日本アルプスの山々が見えるのだそうです。晴れているときに、また来なくては。30分はあっという間でした。ゴンゴラ乗り場の展望台では、すごい風。雲の間から下界が少し見えました。
ロープウエィ降りて、坪庭の30分散策周遊コースを歩きました。
登り口です。やはり霧です。
この巨大庭園?の奥に、日本アルプスの山並みが見えるはず・・
でもこれだけで、充分きれいです。
ロープウエィ乗り場にある展望デッキ
少し景色が、見える時もありますが、風がつよい(吹き流しは、真横)
厚い雲の下に、景色が一瞬開けました。
牧場に向かう途中の紅葉
少し駐まって、写真を
次に長門牧場に向かいます。結構広い牧場で、アルパカ、羊などがいて自由に触られます。アイスクリームも安くておいしかった。入場者が連れてきていたウサギもかわいい。
アルパカ ちょっと「なでなで」しました。
ウサギもかわいい
和田宿ステーションでみた3万9千円の松茸(売れ残ったら、どうするんでしょう?)
次に、中山道の和田宿に行きました。中山道69次の28番目の宿場とのこと。本陣は、1861年江戸末期、将軍と皇女和宮婚礼の時の宿泊所として作られたとのこと。一部ですが、まだ現存しています。利用直前(3月)に火事になり、半年で作られたとのこと。その婚礼の行列は、約8万人の行列だったとそうです。当然下級の人たちは、宿に入られこともなく、野宿状態だった(しかも11月の寒い時)ようです。婚礼の半年後に幕府もなくなり、維持もできなり、しばらく役場として使われていたため、現存しているとのこと。そんな説明を詳しく聞くことができました。他の宿場跡などもみて、もう午後3時です。
和田宿 本陣
本陣の3部屋続き部屋 広い
今日の宿泊場所「王ケ頭ホテル」に向かいます。美ヶ原高原美術館ちかくの山本小屋ふるさと館のところまで、ホテルのバスが迎えに来ます。山本小屋ホテルは、王ヶ頭ホテルと同系列のようです。この駐車場に車を駐めます(バイクをここに一番置くのはチョット不安、バイクでなくて本当に良かった。この日の走行は、73Km)。王ヶ頭ホテルは、牧場の真ん中にあり、自家用車では、直接いけません。テレビ塔はありますが、周囲に光はなく、夜は満点の星がみられる予定でした。バスでホテルに向かう途中(10分ぐらい)、周囲は霧です。
バスの中からの牛(晴れているように見えますが。霧の中です)
王ヶ頭ホテル 玄関

夜8時30分には、ホテルのバスで牧場の中に連れて行ってくれて(光のない世界に)、満点の星を見られるはずでした。夕食の時も(まだ外は霧に包まれています)、ホテルの方たちは、夜になって突然晴れることもあると、期待を持たせてくれましたが・・・。夕食後8時から、ホテル周囲の写真をスライドショーで見せてくれました。でも8時30分になっても、霧は同じです。妻はこのバスツアーに出かけていきましたが、私は残った友人と酒盛りです。夜行性の鹿は見られたが、星は見られなかったとのこと。残念でした。夜は熟睡です。
晴れていれば、こんな露天風呂に入れたはず
(王ヶ頭ホテルパンフレットより)
10月8日(体育の日)朝5時ころに、部屋の窓から見られるという「朝焼け、朝陽」を見るために起きだしましたが、外は雨。午前6時30分ころか、ホテル近くの絶景地「王ケ鼻」に、やはりバスで連れて行ってくれるツアーもあります(今の時期、雲海が見られるとのこと)。でも雨です。私たちは、何も見えない露天風呂に入っていました(晴れていれば、露天風呂からも、絶景が見られるとのこと)。4回ぐらい宿泊してようやく見られた人もいるとのことで、再訪を決意しました。ビーナスラインは4度ぐらい来ているので、また機会もあるでしょう。午前9時30分ホテル発のバスで、山本小屋まで戻り、午前10時頃、ここで友人たちと再会を約束してお別れです。
朝のホテルの部屋窓からの写真(この正面に、太陽が昇るはず・・)
夜には、雨脚の音も聞こえていました。屋根もぬれています。
駐車場にもどるシャトルバスから(霧の中)
私たちは、県道62号を通って「東部湯の丸IC」から上信越自動車道に入り、北関東道、東北道を使って、渋滞もなく、午後4時に自宅に到着しました(走行376Km)。帰りは近く感じます。
 3日間の走行は、約900Km。天気には恵まれませんでしたが(私たちにとっては、相変わらずです(^_^;))、紅葉も見られ、友人たちと交流を深められ、満足した連休でした。

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