9/12/2016

2016夏休み(関西ツーリング)8

9月11日(日)
 名古屋ー仙台 フェリーは、いつもよりかなり揺れましたが、予定通り16時30分仙台港着。一時雨予報もありましたが、霧雨程度で、高速を使って、順調に19時前に福島に帰宅できました。
デッキではかなりの強風(最大15mとか)揺れるわけです。
強風の中、後部デッキで。
仙台で降りるバイクは5台ぐらい。まだまだ北海道を目指す人がいました。


 旅行中、台風二つ(12,13号)を経験。一部予定通りにいかないところもありましたが、ほぼ計画したところは、網羅できました。168号のワインディングでの雨もひどかったですが(12号の影響)、串本近傍の42号線の豪雨が一番気を使いました。道が川のようになっていて、妻の車がモーターボートのようにかき分けた水の間を走るのは、疲れました(13号の影響)。またさすがに夏休み、雨が降らないと、35度近くの熱風です。安全のため胸部プロテクター、メッシュですが、肘肩背にプロテクターの入っている上着。その下には、体にぴったしと密着して、汗を蒸発させてくれるというバイク用の上下を着ていました。一番上には、バイクから離れると膨らむエアーバックを着ているので、さらに暑い。北海道のいつもの天気だったら、紀伊よりは涼しく過ごせたかもしれません。長距離をバイクで走られて楽しかったのですが、年も取ったのでしょう、ともかく疲れました(雨より暑さに体力奪われた気がします)。明日から通常勤務です。頑張らなくっちゃ!!!!
 この旅行の総走行は、1485Kmでした。雨男は返上できませんでした(;_;)

2106夏休み(関西ツーリング)7

 9月10日(土)
 朝7時過ぎまで、熟睡。今日は名古屋のフェリー乗り場に、午後5時まで行けばいいので、余裕です。
ベランダ露天風呂で朝風呂を(^^;)
今日の予定は、伊勢神宮の内宮のお参りのみですので、ゆっくりとできました。朝食は、8時のNHKの連続ドラマを見てからとしました。午前10時前にホテルを出発。鳥羽からすぐに伊勢志摩スカイライン(有料)に入りました。
伊勢志摩スカイライン入り口
良いワインディングです。ここも楽しみにしていたコースのひとつでした。途中の展望台から、伊勢湾を見渡せるところがありました。天気も良く絶景です。
伊勢志摩スカイライン 展望台から
数台バイクも見られました。
バイクも結構いました。海が見えるところが、吾妻磐梯スカイラインと違います。1時間たらずで、伊勢神宮に到着しました。バイクは、内宮入口の橋近くに無料で止められました。ここは数年前に病院旅行で一度来たことがあり、このバイク駐車場は確認しておりました。
伊勢神宮 宇治橋の前に駐められました

妻は少し歩く必要がありますが、駐車場の満車直前に止めることができました。伊勢神宮内はすごい人です。土曜日だからでしょうか。五十鈴川で、手洗いしていたところに、浜松の友人が、町内バス旅行で来ていたとのことで、携帯電話が来て、会うことができました。久々の再会です。すぐに仲間のところに戻ってしまいましたが、こんなところで会えるとは、世の中狭い。その後しっかりと日頃の感謝を伝えるお参りをして、心も清められました。
 伊勢神宮 正宮の前で
でも暑い。汗ふきタオルもびっしゃり。おかげ横丁の散策しても、まだ午後1時。時間を持て余し気味。涼しい喫茶店で時間過ごし、午後2時30分ころ、名古屋港に向けて出発です。

おかげ横丁って、この真ん中の通りの名前だったとは初めて知りました。

高速を使い、名古屋の高速分岐でも間違わず、予定通り午後4時には名古屋港フェリー乗り場到着しました。
この日の走行は147Km。フェリーは、仙台経由苫小牧行きなので、苫小牧行きのバイク優先で、乗船。仙台行きのバイクは、ほぼ最後の乗船でした(苫小牧行きバイクは、20台以上いました)。フェリーに乗り込み、この旅行も終わりだと実感。

2016夏休み(関西ツーリング)6

9月9日(金)
 朝5時30分に起きて、5時33分、部屋で水平線から出てくる日の出を見ることができました。前日、前々日の雨がうそのようです。
ホテル 浦島 部屋の窓からの夜明け
そのまままた朝ぶろに、陽が差し込む洞窟のお風呂で感激しました。お風呂まで絶景です。ホテル浦島の最後のお風呂です。午前8時にはホテルをバイクと車で出発。国道42号を北上。途中、「七里御浜」、「鬼ケ城」という景勝地を見学。「鬼ケ城」では岩が波で洗われた、ゴツゴツした奇岩が見られます。
七里御浜 暴れん坊将軍が馬で走る海岸のイメージ

鬼ヶ城

昨日の午後と同じように暑い。その後高速道路(伊勢自動車道、まだ無料)を使って距離を稼ぎます。高速降りてから、海岸沿いの260号線を走り、ワイディングと景色を楽しみました。
260号 途中の里の駅? ここでもシャーベットを
今回の旅行で、雨を気にすることのない初めての日になりました。楽しみにしていた一つの、「伊勢パールロード」に入り、この旅行で見かけなかったバイクをたくさん見ることができました(あの雨の中では、だれもバイクに乗りません。郵便配達のバイクだけ見ましたが)。パールロードで、展望台からの絶景を見ながら、かき氷をいただき、幸せの極致です(こんなもので幸せを感じられるのも幸せです)。
パールロード 展望台からの伊勢湾
かき氷に 幸せ至極(何しろ暑いので)

パールロード終点から、予約していたホテル「アルティア鳥羽」には、30分もかからず到着。豪華なホテルで、部屋にかけ流しの露天風呂が付いています。ここも午後3時前でしたが、受付してもらい、部屋にはいることができてすぐに着替えて、鳥羽水族館に向かいました。ホテルからは、20分ぐらいでした。午後3時を過ぎていましたが、閉館の5時までに十分見る時間あると思っていました。アシカショー、ラッコの餌やりなども見てるうちに、2時間はあっという間。時間が足りない。もっとゆっくり見たい気もしましたが、ラッコのかわいらしさを、本当に目の前で見られて満足でした。来たかいがありました。
鳥羽水族館 アシカショー
鳥羽水族館といったら ラッコです。
ラッコ 近くまで来て、愛嬌を振りまいていきます
ホテルに戻って、この日の走行は、195Kmでした。午後8時からの夕食。部屋備え付けの露天風呂から、満天の星を見ながら、今回の旅行の最後の夜(フェリーの夜もありますが)を楽しみました。
ホテル アルティア鳥羽 部屋のベランダにある露天風呂

9/11/2016

2016夏休み(関西ツーリング)5

9月8日 朝起きれば外は快晴。今日は、このホテル連泊なので、バイクを置いて、車だけで、昨日見られなかった(雨のため素通りした)串本方面に行く予定です。国道42号を西方向に戻ります。晴れだと思っていたら、途中から雨が降ってきました。台風は去っても、まだ大気の状態は不安定のようです。時々晴れ間が見えるのに雨が降ります。まずは「くしもと橋杭岩」によりました。大小の岩が点在して景勝地です。
くしもと橋杭岩
次に潮岬を目指しました。もうシーズンオフなのでしょうか、あまり人影は見えません。潮岬灯台により、上ってきました。
潮岬 灯台に登りました。
雨が降っている雲(灯台の上から)
本州最南端の「クレ崎」までは行きませんでしたが、ほぼ1周してきました。その後「くしもと大橋」を渡り、紀伊大島に渡りました。ここの最先端、樫野埼灯台まで行きました。

樫野埼灯台からの風景
途中トルコ軍艦遭難慰霊碑、トルコ記念館などがあります。ともかく蒸し暑い。雨はもう止んで、カンカン照りです。毛のない頭から汗が噴き出していました。ここで午後12時。また国道42号をホテル方向に戻り、那智の滝を目指します。当初は、熊野古道散策の王道、大門坂から熊野那智大社、那智の滝に歩いて行く予定でしたが(熊野古道散歩にあこがれていました)、あまりの暑さに意気消沈し、直接那智の滝近くの駐車場に駐車し、そこから裏参道を歩くこととしました。那智の滝までは、すぐでした。豪快な滝に感動。山伏の格好をした人もいて、神秘さも感じました。
那智の滝 豪快な滝です
那智の滝と山伏さん 絵になります
裏参道だけでも、写真で見た熊野古道の雰囲気を十分に出しており、また階段ばかりで、疲れもピーク、下から歩いてこなくてよかったと、情けなくも満足。
熊野大社 裏参道 熊野古道歩いたような気になります。
裏参道登り切ったところに、三重塔があり
ここからも那智の滝が見えます。絶景です(絵はがきののような風景)。
熊野大社お参りして、今日の予定は、すべて終了。
熊野大社からホテルまでは、近くて30分ぐらいで着きました。今日は、車だけでの走行ですが、走行距離は113Kmでした。ホテルに戻ってから、また洞窟温泉を2度入り、温泉も満足しました。

2016夏休み(関西ツーリング)4

9月7日(水)天気予報では、今日も午後から雨。せっかくよくバイク雑誌で話題になる高野龍神ラインのふもとにきているのに、できるだけ早く、那智勝浦のホテル浦島まで行きたいので、高野龍神ラインを走るのはあきらめました。でも午後から雨とは信じられないほどの快晴です。気温も朝から30度超えています。午前8時30分龍神のホテルを出発。少し戻って、311号から、白浜に向かいます。天気がいいとバイクも軽快です。ところどころまだ乾いてなく、前日の雨で濡れているところもありますが、存分にバイクを寝かせられます。白浜には午前10時ころ到着。まだ晴れているので、雨の降る前に距離を稼いできたいと思いながらも、円月島、三段壁、千畳敷(白浜海岸は、片目で見て、通り過ぎただけ)などを見学、ばっちりと写真を撮りました。
円月島(中央に穴が開いている)
三段壁
千畳敷
昨年できたという紀伊高速を使って、30Kmほど走っていたら、高速終わりころに、急に土砂降り状態。高速のトンネルの待機所でカッパを着ていたら、パトカーが止まって「故障ではないですか」と親切に聞いてきました。ありがとうございます。紀伊高速降りたところで、少し様子見ていました。台風の影響の雨なら待っていてもしかたないと、土砂降りのなか走り始まりました。
goproの雨の中の写真です。
8年目のゴアテックスのカッパ、南海部品のブーツカバー、手袋カバーなど、準備は万端のはずだったのですが、この大雨の中では、役立たず。すぐに靴も、手袋もそしてパンツもびっしゃりでした。道路はところどころ川状態。車のワイパーでもかききれないほど(妻談)の大雨です。バイクのヘルメットは完璧で、撥水スプレー,中のピンカバー(二重シールドになっています)は、まったく曇りません。バイクの雨で嫌だったのは、汗っかきな私は、必ずヘルメットのシールド、メガネが曇ることだったのですが、今回はまったくヘルメットに気遣うことはありませんでした。最近の進歩です。
インターネット 情報 ちょうど豪雨の中だったようです。
雨の中約2時間で、予約していたホテルに到着です。龍神から151Kmでした。普通は、ホテル内には、午後3時からしか入られないとのことですが、ビシャビシャの服装をみて、同情してくれたのか、すぐに部屋に入れてもらえました。
ホテル 浦島 部屋から見た雨の風景
部屋の干した服類
すぐにお風呂です。この「ホテル浦島」は、岩風呂が有名とのこと、岩風呂に海を見ながら入れました。ここは2泊の予定なので、あとはのんびりいくつもある風呂を満喫し、台風が抜けていくのを待ちます。
夕食時に、今日海荒れていても捕れたマグロの解体ショーをしていました

2016夏休み(関西ツーリング)3

9月6日(火) 前日の夜の雨は朝にはすっかり上がり、晴れ間が見えました。でも天気予報では、通過予定の中津川付近は、午後から雨の予報。晴れているうちに距離を稼ごうと、午前8時30分早々に「河鹿荘」を出発。前日とほぼ同じ道を戻って、京都縦貫道路を目指します。雨の降っていない道は、なんと軽快なことか。園部ICより高速に入ってから京都側の高速は、空いていると思いましたが、名神高速道路に入り、大阪に入ってからは、さすが都会の高速と思いました。福島ナンバーで走るのが、おこがましい。「なにわ」ナンバーなど走っていれば、軽自動車でもすぐに路線をあけました。気温は熱く30度を超えています。これで本当に午後から雨が降るのかと、天気予報が外れる予感もあったのですが・・・。京滋バイパス、第二京阪道路、近畿自動車道、阪和自動車道、南阪奈道路と走り、奈良に入りました。葛城ICで高速降りて一般道に入ると、余計暑さを感じます。水分補給しながら、国道168号線を南下します。途中168号沿いにある「谷瀬のつり橋」を体験しました。
谷瀬の吊り橋
長さとしては、日本一のつり橋だそうです。20人以上は、一度にわたらないようにとの注意書きがあります。少々揺れても、底板が安定しているなら、怖くはないのですが、過去に何度か踏み板を割った経験のある私は、渡り始めて10mもいかないうちに、ふわふわする底板の不安定さに戻ってしまい、ちょっと渡りきる勇気はありませんでした。
谷瀬の吊り橋 途中 腰が引けています(^^;)

妻が渡り切って戻ってくるのを待ちました。今日の観光はこれだけでした。
妻が、余裕を持って歩いているのが、悔しい

ここで午後12時ぐらいです。予約してあるホテルまでは、まだ100Kmあります。少し走って道の駅「十津川郷」で、150円おにぎり1個を昼食とします。ここで午後1時30分。天気コムで天気予報を見ると、午後2時から強い雨とのこと。道の駅の外にでると、冷たい風が吹いていて、空にも雨雲も。雨の予感あり。その後予感通り、走り始めて10分もしないうちに、細かい雨が降ってきました。すぐにカッパを着て雨に備えます。そして数分もしないうちに、強い雨が降ってきました。まだ山道で、カーブもアップダウンもあり、普通ならバイク大好き人間にとっては、たまらない道なのですが、これだけ雨が降り、山側から流れてくる雨水が、川のようになっているところもあると、ビビリながらの走行になり、疲れます。少し雨脚が弱くなったと思っても、また強くなります。
gopro(バイクシールドの中)では、こんな雨でした

熊野大宮大社も今日の、メイン観光の一つでしたが、ちょうどそのとき豪雨で、観光する気になれず、素通りです。国道168号から311号に入って、カーブも減り少し走りやすくなりましたが、8年目のゴアテックスのカッパもそろそろ限度でしょうか、結構、中も濡れてしまい、早く到着したい一念でした。
途中道の駅に入りましたが、休むところもなく(カッパ姿では、座るところなし)、車のバックドアを開けて一休み(自分撮り)

午後4時過ぎに、龍神温泉のホテル「喜楽里」にたどり着きました。今日の走行距離は、315Kmでした。ホテルで、この雨は6日に発生した台風13号のためと分かりました。12号は速度がゆっくりでしたが、13号は、7日から8日には、近畿地方を通り過ぎるようです。12号をやり過ごしたと思ったら、今度は13号です。つくづく雨男を実感します。
この日は写真ほとんどないので、夕食場面
(ホテルのひとに撮ってもらいました)

2016夏休み(関西ツーリング)2

9月5日(月) 朝4時30分に船内放送。予定通り午前5時30分敦賀港着。
朝の5時半です。フェリーの中から朝焼けが見えました。

タイムラグなく、フェリーから降りて、「三方五湖レインボーライン」を目指します。ここもバイク雑誌で、ランキング上位の、絶景道路との情報あり。ほぼ1時間で、レインボーラインの上り口に到着しましたが、オープンは午前7時から。まだオープンまで、30分以上あり、あきらめて天橋立を目指しました。舞鶴若狭自動車を使い、綾部宮津道路に入り、宮津天橋立ICで高速をおります。すぐに天橋立が見えました。少し走って、笠松公園行きの、笠松のロープウェイに乗り、天の橋立を上から見ました。
ロープウェイで登り、天橋立を上から見ます

股抜きで逆さになって、見ても風景はあまり変わりないようです。そのまま見ても日本三景の一つなので、絶景です。
逆さで
天に橋が架かったように?見える・・・
こちらでも充分きれい

 天気は、時々雨が降ったり(一度カッパを着ました)、日が照ったりと、最高の天気とは言えませんが、台風が近づいているにしては、問題のない天気です。天橋立で、十分に写真を撮って、伊根に向かいました。ここもバイク雑誌に載っていて、海に面した家々の雰囲気が良いとのこと。伊根の街並み到着前に、遊覧船乗り場から、伊根の街並みを海側から見られる遊覧船に乗りました。
船からの伊根の街並み

約30分ぐらいの遊覧ですが、絶景の中に浸ることができました。次に伊根の街中を走り、伊根の道の駅で水分補給後、今日の宿泊地美山を目指します。宮津与謝道路、綾部宮津道路の高速を利用し、京都縦貫道路の「京丹波わち」ICで降りました。道の駅「和」で、ようやく昼食うどん350円をいただきました。この昼食の間に外は、結構な雨になっていました。ここから少し走って、今日の目的地の一つ「美山さと村」を、雨の中の見学です。白川郷と似たような雰囲気のかやぶきの家が密集しています。
花畑の中の茅葺きの家

道から「さと村」を

雨の中結構、観光客もおりました。ちょっとバイクも入れて写真を。ここから宿泊地「美山河鹿荘」はすぐでした。ここは露天駐車なので、バイクカバーもかけて明日には、雨の止むことを祈りました。