9/18/2023

2023.09.13北海道ツーリング5日目

 2023.09.13北海道ツーリング5日目

913日(水)朝6時海猫の鳴き声で目を覚しました。窓から青空が見えます。今日は天気良さそうです。朝8時に旅館出発。まずは霧多布岬を目指します。途中警察の護送車が何台も通ります。ガソリンスタンドで聞いたら、天皇陛下が、根室に来ているそうで、その護衛のためだそうです。納得です。霧多布までの道路は、海岸沿いの道を選びました。前後反対車線に車の姿もバイクも見かけず、独占状態が続きました。気持ちいい!。途中で海風が冷たく、カッパを着込みました。これが正解。空はだんだん曇ってきて、時に小雨もパラつきます。道路も所々濡れていました。数年前に来たことのある霧多布に到着。66Km休まずにきたもので、トイレにすぐ駆け込みました。

霧多布岬
霧多布灯台
記念撮影
ここで写真を撮っていたら、600mmの望遠レンズで写真を撮っている人がいました。なにを狙っているのか聞いたら「ラッコ」だそうです。確かに海面に浮き沈みしている生き物が見えました。霧多布灯台近くでは、はっきりとラッコが腹を出して泳いでいるのを、写真に撮ることができました。天然ラッコを見たのは初めてです。感激。
野生のラッコです。
看板にもラッコがいると書いてありました。
空は雨のパラつく曇り空ですが、十分に満足しました。ここでスーパーカブで北海道を回っている人とお話をしました。やはり私たちと同じ日に新潟―小樽フェリーで北海道に来たとのこと。太平洋フェリーは欠航だったそうで、それで、100台のバイクがいた理由がわかりました。また太平洋沿いを走りました。次に涙岬に。
砂利の駐車場から、歩きます
ここは風光明媚とネットでの情報あり、寄ってみました。駐車場から
500mぐらい歩きました。その間雨脚が強くなり、少し濡れました。蒸し暑い。蚊も多く、肌の出ている手が狙われ、7カ所食われました。数日間かゆみに苦しみました。虫除けスプレー効果なし。岬は、絶景でした。
こんな割れ目もあり
岩が大きい
立岩も見えます(ここで右手背だけで、7カ所蚊に食われました(;_;))。
晴れて青い海なら、さらに絶景だったと思います。遠くに立岩がみえましたが、行く元気はありませんでした。ここから道の駅「あっけし」まですぐでした。ここにはバイクがたくさんいました。駐車場には、鹿3頭がのんびりと人を気にせず、草を食べていました。近づいてカメラを向けても逃げません。
逃げない鹿
ここの道の駅で、ソフトクリームを食べ体元気づけます。ここから、本日の宿泊予定地「とうろの宿」を目指します。午後2時に到着。ここにバイクを置かせてもらって、駐車場で着替え、釧路市に車だけで向かいます。途中昨年も寄った細岡釧路湿原展望台に行きました。行く途中で、痩せ細ったキタキツネが道路の真ん中にいました。生きてはいるようですが、ほとんど動けないようです。私たちにはどうすることもできませんが(帰りにもいました。車がみんな立ち止まって、引かないようにしています)。
キタキツネ
細岡展望台はやはり絶景でした。ここでのサルボ展望台に行った方の話しでは、歩き安さ(腐りかけた木道を歩かなくてはいけないようです)、展望の良さではこちらが上だそうです。写真を撮って、釧路市に向かいます。
釧路湿原 細岡展望台
ここでの写真は、どうしても手前の木に焦点が合ってしまい
遠景をきれいに撮られません。
「とうろの宿」は、夕食がつかないので、湾岸ろばた焼きでの夕食と、弊舞橋からの夕日を見ることが目的ですが、夕日までは時間があるので、釧路市美術館で時間つぶしをすることにしました。
釧路港
釧路市美術館は弊舞橋のすぐ近くでした。「遠藤彰子」特別展が催されていました。ともかく絵が大きい。地獄図が多く、また細かく描いてあり、感動しました。ゆっくり鑑賞してもまだ時間あり、同じビルの9階のレストランで、パフェを食べながら夕日を待ちました。
午後4時頃の弊舞橋からの釧路港 まだ雲は少ない
9階のレストランからの釧路港
弊舞橋が真下に見えます。
そして5時頃。港の中まで、霧が入ってきました。
1時間で、こんなに変わるものですね。
 弊舞橋が真下に見え、橋から見える釧路港もよく見えるところです。午後4時頃には、少し見えていた太陽も、だんだん濃くなってきた霧の中に隠れ、夕日は見られないことを確信して、「岸壁ろばた焼き」に向かいました。
だれも並んでいませんでした。
ここは午後5時開店。昨年は、30分ぐらい並んだのですが、今年は比較的空いていて、並ばずに入られました。ビールを飲むのは、私だけ。

食券を買って、飲み物、海産物、肉類、ご飯類(ラーメン含)を買う形です。今年は空いているので、店員さんが、焼き加減を見てくれていて、おいしく焼けました。
まだ空いていました。
ほぼ1時間で、満腹です。宿まで戻る道は、真っ暗。鹿の飛び出しに注意しながらの妻の運転。本当に鹿が目の前に飛び出してきました。途中で引き返してくれて、ぶつからずにすみました。その後も慎重な運転で、無事7時過ぎに宿に到着できました。
この日の走行223.9km

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