10月9日(金)朝食事前にホテル周囲を少し散策。雨は、ほとんど止んでいますが、霧雨程度は降っていました。今日は観光最後の日。ブリトビッチ湖群国立公園内の観光です。大小16の湖と92の滝がある国立公園で、1972年に世界遺産に登録されています。16の湖と一番低い湖の標高差は約500m。それを階段状の滝で結ばれているため、それが絶景との情報。8時30分にホテルを出発する頃には、雨は上がっていました。ツアーの中に、私達夫婦の雨男雨女より強い人がいるに違いありません(添乗員さんが強い晴れ女ということを後で聞きました)。添乗員さんの情報によると、昨日観光したドブロブニクは、今日は嵐のような天気で、ロープウェイも動くかどうかとのこと、またここブリトビッチも昨日は、一日中雨が降っていたとのこと。それに比べれば、私達は運が良い。まずはバスで国立公園の入り口まで行きます。
この赤い線を歩きました。
受付から、すごい人波です。歩いてすぐに、公園最大の滝、ヴェリキ滝を上から、見下ろしました。雨上がりの霧か、滝が霞んでいます。でも見えました(見えないこともよくあると)。
見下ろしたヴェリキ滝
ヴェリキ滝を見下ろしながら、滝の真下まで歩いて行きます。途中に見える滝とその周囲の風景が変わり(もう十分な紅葉になっています)、カメラのシャッターは押しっぱなし。ヴェリキ滝の下は水しぶきで、持って行った簡易合羽を着なければ、びしょ濡れです。
降りたところのヴェリキ滝
ゴズィヤク湖の船移動
紅葉と湖、そして滝を見ながら、2時間以上歩き、ゴズィヤク湖の船乗り場に来ました。ここから観光船で公園入り口まで戻ります。でも船はあるのに、30分以上も動きません。100人乗りの観光船が3艘止まっていて、300人以上の観光客が、並んで動くのを待っていました(船員、係員の昼食の時間だそうで、すべてその間業務停止です。お国柄なんでしょうね、日本ではまずあり得ない)。人慣れしたカモと遊んで、待っていました。船に乗って、20分ぐらいで公園入り口に戻りました。結局、下湖群コースを午前中かけて、廻ってきたことになります。紅葉、滝を満喫しました。昼食後バスで、クロアチアの首都ザグレグに向かいます。
ザグレグは周囲人口併せて100万人の住む大都市です。約138Kmを2時間あまりで到着。この旅行最後のホテルは、高級ホテルでした。ここでザグレグ市内をトラムに乗る予定です。これもJTB特有のツアーイベントだそうで、トラムの貸し切りで、ザグレグ市内を一周するという企画です。現地のガイドさんとの連絡悪く、ギリギリにトラム貸し切り時間に間に合いました。ちょっと古めのトラム2両を貸し切り、ただ単に市内一周です。古いチンチン電車のようで、途中の曲がり角で、運転手さん自ら降りて、線路切り替えなどする様は、まさに昔のチンチン電車で、おもしろかった。でも乗っている間のガイドがなく、どこを走っているかもわからず、30分はあっという間でした。
トラム電車の中から(雨降っています)
降りた時に記念撮影
濡れた石畳
クロアチアがネクタイ発祥地とのことで、ネクタイ屋さん
聖母被昇天大聖堂
電車を降りた時には、傘をささなければならないほどの雨で、この旅行初めての、傘を使っての観光となりました。聖母被昇天大聖堂、石の門、聖マルコ教会など、約2時間の散策でした。
クロアチアは、1980年のチトー大統領の死亡後、ユーゴスラヴィア連邦の民主運動が頻発、1991年に独立宣言(独立認められたのは1992年)、ユーゴスラヴィア軍との戦争有り、1995年まで戦闘が続いたとのこと。2013年にはEUにも加盟。その記念碑もありました。つい最近まで戦闘していたとは、信じられないぐらいの落ち着いた(平和&安全)国という印象でした。ホテルに帰って、旅行最後のディナーを楽しみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿